札幌 FPまりりん マネーバランスセミナー情報

ペットの話し

ペット保険に加入した方がいいの?

札幌のファイナンシャルプランナー・お金と家計の相談家
FPまりりんのHPにお越しくださりありがとうございます。

今日は
・ペット価格の高騰
・ペットにかかるお金
・ペット保険に加入した方が良いのか?
についてお話し致します。
ペットを飼っていない方にも考え方の学びにはなると思いますので、ご参考にしてください。

日本では15歳未満の子供の数を犬や猫の飼育頭数が上回るほど、ペットを家族に迎える需要が高まっているとのこと。
そんなに増えているんですね~。

ペット価格の高騰

ワンコ好きのお客様から「最近ものすごくペットショップの犬の価格が上がっていて驚きました!!」というお話しをお聞きして
そういえば、先日ペット用品を買い物に行った時にずいぶん高いな~~とは思ったんです。
どうしてそんなに高くなったんだろうと、ちょっと調べてみたら要因は2つありました。

①動物愛護法改正によりブリーダーが減少し、子犬の繁殖頭数が激減しているから。
(供給量が激減)

2010年以降 3倍以上になっているそうです。
私が2006年にチワワを家族に迎えた時、チワワの相場は10~35万円くらいでした。
(毛色などの人気による差)
人気のある毛色の子は20~25万円くらいが多かったと思います。
それが先日のペットショップでは、ほぼ40万円台でした。安くても35万円くらい。
(ブリーダーさんだと20万~30万円台の子も多く掲載されていましたが)

そして
②新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり需要で、ペットブームが起きたそうです。
癒しを求める人が多いとのこと。
供給が少ないところに需要が増えているため、価格が高騰しているようです。

ペットを飼うにはお金がかかる

既にペットを飼っている方はご存知のことですが、ペットを飼うにはお金が「思った以上に」かかります。
お金のかけ方は人それぞれですが、一例をあげますと(病気をしていない前提で)
・小型犬でお金をかけない人では年間7~8万円
・トリミングやトレーニングを受けたりしている犬では年間20~25万円
・中型~大型犬で、よく犬を(ペットホテルなどに)預けるご家庭の場合は年間30~50万円
と、継続的にペット費用がかかります。
(今日、うさぎを買っている人に聞いたところ年間20万円の費用がかかるとのこと)

※ペット保険に加入した場合、さらに年間数万円かかります。
とあるペット保険にチワワ0歳~14歳まで加入すると累計保険料は約70万円

※購入時には、ペット自体のお値段の他に色々揃えるお金が発生するので数十万円かかります。

15年間で150万円~1000万円という感じ。
どのようなペット(種類)で、どのように育てるかによって金額にかなり差が出ます。

病気をした場合にかかるお金

先ほどの金額は、健康なペットの費用例でした。
ペットが病気になり動物病院に通院することになると、結構お金がかかる!
ということは知っている人が多いと思います。
人間と同じように、病気の程度や手術をする・しない、治療期間などによって金額はピンキリです。

うちのワンコがこの度、病気が見つかった際の金額を一例としてご案内します。
半月で277,700円でした。
高いですか?そうでもない?

haru

 

 

 

 

 

ハル 14歳

~内訳~

7月14日 急に体調不良になり夜中に救急病院を受診(4時間ほど検査や点滴) 71,000円
腫瘍が破裂して一時的にショック状態に陥いり脳梗塞の症状もあり、腹腔内にたまっていた水らしきものは全て血液だったことがわかった。
止血のための点滴等。

7月14日 その後かかりつけ医に移動、一日入院、数日分の薬の処方(4日分) 18,000円

7月17日 かかりつけ医に通院、薬の処方(一週間分) 12,000円

7月20日 大学病院で一日検査(6時間滞在) 106,000円
血管肉腫という血管のガンで進行が早く、手術と抗がん剤を提案されましたが、手術しても寿命は延びないとのこと。

7月24日 かかりつけ医に通院、大学病院での結果報告 薬の処方(2週間分) 12,000円

7月29日 東京の獣医さん(余命宣告されたペットを沢山助けている先生)に電話相談 12,000円

7月31日 相談した結果、札幌でのかかりつけ医を変えることを決意、別の動物病院を受診、薬の処方(一週間分) 20,000円

この間にガンに効果がありそうな冬虫夏草のサプリメント等を購入代金 26,700円

★半月で277,700円でした★

~今後の治療費の予定~

一か月の病院代(お薬含む)34,000円
一か月のサプリメント代  15,000円
一か月合計        49,000円
一年間           879,700円

西洋医学の獣医さんには今日死ぬか、明日死ぬかもわからない、大体余命1~3か月のような感じで言われましたが
現在東洋医学の獣医さんの元で症状を抑えながら、食事療法をしつつ元気に過ごしています。
脳梗塞をおこしていた時の片麻痺も完全になくなり、まるで病気だとは思えないほどです。
進行が早いガンではあるので毎日目が離せない状況ではありますが、少しでも長く元気に毎日を過ごせるようにお手当てをしています。
あと4年生きてくれたら4年間の病院代とサプリメント代が
291,700円(初期医療費)+879,700円(年間治療費)×4年=381万円

健やかに長生きしてほしいです。

ペット保険は必要か?

ペット保険に加入した方が良いのかどうかは、飼い主が決めることです。
誰かが答えをくれるわけではありません。
ですから、保険のプロやFPが「必要だ」「必要ではない」と言ったことをうのみにして決めないでください。

私自身は、必要ないと考えています。
つまり加入しない方が良いだろうという考えなのです。
あくまでも自分はそうだというだけで、みなさんにとってそれが良い選択肢かどうかは別の話しです。

ペット保険に加入しない理由①
保険料の方が高くなると思っているから

保険は損とか得とかいうものではありません。
たまたま病気やケガで保険を沢山使った場合に保険料の元が取れることがある、というだけのことです。
支払保険料 < 受け取り給付金

でも、考えてみてください。10人の飼い主のうち9人が保険料より受け取り給付金の方が多かったら?
保険会社の経営が成り立たないでしょうね。
ほとんどの飼い主は受け取る給付金より、支払保険料の方が多いのが、正しい保険の在り方でしょう。
支払保険料 > 受け取り給付金

これを保険会社のぼったくりと考えてないでくださいね。
はなからそういうものなのです。
皆さんがペット保険の会社を経営していたら?と考えると当然に理解できることです。
人件費、広告宣伝費、事務手続きにかかるコストなどなど・・・飼い主が払う保険料から出るわけですから。
そうだとわかった上で必要な人だけが加入すれば良いと思いますよ。

ですので、病気になった時にかかる費用が出せるなら保険には入らなくても良いと思います。
加入したかったら加入しても良いです。
保険料以上に受け取り給付金が多くもらえる可能性もゼロではありません。
保険料くらい余裕で払えるし、加入していないと不安だと思うのなら加入した方が良いでしょう。

そして、病気になった時にかかるお金を払う自信がない・・・・という方はペット保険に加入した方が良いですが、だとしたら、そもそもペットを飼わない方が良かったかもしれません。
お金に代えられない大切なものをペットに沢山もらったかもしれませんが、養えないのなら飼わない方が良いという現実はあります。
経済的にペットを飼えなくなり手放したり、捨てるということも現実に起きていますので。

ペット保険に加入しない理由②
慢性の病気になった場合、保険の更新ができなくなるから

各保険会社や、保険種類によって色んな違いがあるので一概には言えませんが、慢性の病気になってから保険の更新(継続)ができなくなるペット保険が多いと思います。
慢性の病気こそ、長く治療費がかかるのに保険が更新できないなんて・・・・・
今回うちのワンコは慢性の病気なので、まさに更新できなくなりそうです。
今年に関しては、もしペット保険に加入していたら結構受け取れたとは思いますが。
0~14歳までのペット保険の保険料70万円を上回るほど受け取れたかどうか、それはわかりません。
私にとっては、あまり重要ではないですが・・

ちなみに、治療費が高いことを誰かに話したくて(単なるおしゃべり)
母に「救急病院の支払いが72,000円で、北大病院の検査は110,000円だったわ~」と話したら
「はい、お見舞金」と言って20万円出してくれました( *´艸`)
一応2回は断ったのですが、「お見舞金だから」と譲らないのでありがたくいただきました。

お見舞金が入ったので「やっぱり保険は要らなかったな」と、ますます思ったのでした。

保険のプロやFPの主観に流されずに自分で判断しましょう

先ほども書きましたが、ペット保険が必要かどうかは自分で決めてください。
私も含めて、プロにはプロの主観があり、みなさんと同じではないからです。
そして、家計の状況も違います。心配性かどうかも関係あります。
保険に入っていないことで不安になったり、いざ病気になった時に「入っておけばよかった」と思うような方は、とにかく保険に加入しておいた方が良いでしょう。

うちのワンコが重病になってから、知人(保険代理店の方)に「うちのワンコが・・・・(涙)」とさめざめと状況を伝えたところ、「ペット保険には入っているの?」と言われたんです(笑)
これ、結構興味深いというか、「あぁ、やっぱりね~~」と思いました。
(やっぱり、保険のことばかり考えている人の頭では、真っ先にそれが出てくるのね)

その方はペット保険は絶対に必要だと考えている、保険のプロ(代理店さん)なのです。
ペット保険は販売していませんよ。人間向けの保険を販売する方です。
他人がペット保険に入っているとか、いないとか、あまり関係ないと思いませんか?
親しい人のペットが病気になった時に、「ペット保険に入っているかどうか」って今さら加入できるわけでもないのに話題にする意味がないと思うんです(笑)
それなのに「保険に入っているの?」という心配をしてくれるって余計なお世話というか、不要な会話ですよね。
もし「加入しておけば良かった~」と後悔している飼い主だったら、ペットが余命宣告されて辛い時に、何のなぐさめにもならない会話ですよね。
だから内心笑ってしまったんです。(保険のことばかり考えていると、こういう言葉が真っ先に出てくるわけね~と)
悪気がないのはわかっているので、嫌な思いをしたわけではありません。

ですから、みなさんが保険のプロだから正解を教えてもらえると思って、その人(私の知人)に相談したら「そりゃ~もちろんペット保険には入るべきですよ」という答えが返ってきます。

プロが正解を持っているという考えは捨ててください。
判断するのは皆さん自身。
私は皆さんが判断できるように基準となるお話しをするように心がけております。
そして、自分のお客様については家計を診ているので家計に合わせたアドバイスができます。
お客様が自分に合わせて様々なことを選択できるようにお手伝いするのが、FPの仕事の1つです。

ペット保険に限らず、正解はプロが持っているのではないことを忘れないでくださいね。
そして、ペット保険に入らないという選択をしている私にとっても、保険に入らないことが正解という気持ちではなく、自分は保険に入らない方が良いだろうという選択をしただけです。
(正しいとか、正しくないと思っていないという意味)
世の中の多くの人が、プロや誰か詳しい人に正解を求める傾向が高いので

・プロが正解を持っているわけではないこと
・損か得か、正解とか間違えとかいう考えに全て当てはめないこと

をインプットしておいてください。

人生は選択の連続なので、大事なことだと思います。

 

FPまりりん

札幌のファイナンシャルプランナー・お金と家計の相談家「FPまりりん」です。 2008年にファイナンシャルプランナーとして開業し、個人のご家庭のマネードクターとして家計と資産形成のサポートをしています。FP Faith代表(お金と家計の相談家)/マネーバランスFP/CFP®/1級FP技能士

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