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ナスダック株価指数、新型コロナ前の水準に!

こんにちは。札幌のファイナンシャルプランナー・お金と家計の相談家・FPまりりんのブログにお越しくださりありがとうございます。

全国的に緊急事態宣言が解除されましたが、感染拡大が収まらない地域もあり、まだ安心できない状況が続いております。
電車等で通勤している方は、暑い季節のマスク着用は大変だと思いますが、体調管理に気を付けて乗り切ってほしいです。
私の住む札幌も最近暑い日が増えました。6月の北海道は一番心地良く過ごせる季節です。世界がコロナを乗り越えたら、皆様是非札幌にお越しくださいね。

さて!今日はアメリカのナスダック株価指数の回復と株式市場について語ります。
ナスダック総合指数は、米国の株価指数のひとつで、1990年代後半以降NASDAQには、マイクロソフトなどのマイクロソフトなどのハイテク関連企業、グーグルなどのインターネット関連企業が数多く上場しており、このため、現在ではハイテクやネット関連業界の動向をうかがう上での重要な指標とされます。

ナスダックが新型コロナ前の水準に

コロナショック(株価大暴落)によりナスダック総合指数は30%程度下落しましたが、あんなに一気に下落して恐怖に陥れられたにも関わらずあれよあれよという間に上昇を続け、6月2日の終値は3か月半ぶりの高値を回復し「新型コロナ前の水準に」というニュースが駆け巡りました。
まさかこんなに早く株価(ナスダック以外も含めて)が上昇するとは思いませんでしたよね。「あの時投資しておけば良かった~~」と思われている方も多いことでしょう。でも、先のことはわかりませんので「株価が回復して良かった~」と言えるかどうか、まだ安心はできません。

nasdaq

世界の株価(指数)の中でも特にナスダック総合指数の上昇が高かった(回復した)理由は何かというと、

 

【大要因】
新型コロナの感染拡大の影響を受けにくい企業が多い。むしろ業績が伸びた企業もあり。

ナスダック市場に上場しているようなIT関連企業は感染拡大による影響を受けにくいと受け止められていて、アメリカ経済が大幅に悪化し株価の回復が「実体経済とかけ離れている」という指摘も出るなかでも、ナスダック指数はダウ平均株価を上回るペースで回復を続けていました。

コロナショックでの下落からの戻り率が高いセクター(業種)は
特に「情報技術」と「ヘルスケア」ですが、「情報技術」の多くはナスダック市場への上場です。
(情報技術のけん引役は、ソフトウェア、コンピュータ周辺機器、半導体など)
(ヘルスケアのけん引役は、バイオテクロノジーと医薬品)

【GAFAMの5社の上昇が強い】
Google,Apple,Facebook,Amazon,Microsoftの5社が株価をけん引。
もちろん NetflixやZoomなどもかなり上昇しました。

米国にはニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダックという2つの株式市場がありますが
6月3日時点の時価総額の上位10銘柄が

1.マイクロソフト(NASDAQ)
2.アップル(NASDAQ)
3.アマゾン(NASDAQ)

4.アリババ(NYSE)
5.フェイスブック(NASDAQ)
6.アルファベット(NASDAQ)(GOOG)
7.アルファベット(NASDAQ)(GOOGL)

8.ジョンソン&ジョンソン(NYSE)
9.ウォルマート(NYSE)
10.ビザ(NYSE)

34.ネットフリックス(NASDAQ)
284.ズーム(NASDAQ)

となっており、10位以内にGAFAM5社全てが含まれます。(アルファベットは2つあり)
時価総額の大きい銘柄のため、指数に与える影響も大きいですね。

GAFAMの時価総額、東証一部超え

2020年4月に、GAFAM5社の時価総額合計が日本の東証一部約2170社の合計を初めて上回りました。
時価総額が大きすぎてイメージが湧きませんが、とにかくすごい時価総額です。
5社は共通して、他社の製品やサービスの基盤となっており、「社会インフラ」に近づきつつあるサービスを提供しているとの記事も見かけました。不況下でも消費者や企業は使わないという選択は難しく、各社の業績を支えているとのこと。
確かに私もGAFAM全部を使っていますし、F以外はないと困りますね。日本の私でもそうなのですから米国では社会インフラと言えそうですね。

ところで、米国市場での時価総額4位がアリババ(中国企業)って驚きませんか?
私は、知った時に驚きでした。そこまでとは・・・・
しかも、アリババは香港市場にも上場しておりますが、先に上場したのはニューヨーク!
米国株価にも大きく影響を与える存在なのですよ。

平成元年の世界時価総額ランキング50位以内には、GAFAMもアリババもありません。
50位以内に日本企業が32社華々しく含まれておりました・・・・・・・
しかも10位以内に7企業も。
今50位以内に残っている日本企業はトヨタ自動車のみなんです~~~~。
とても切ないです。

バブルが崩壊してから、
最初は失われた10年と言われ
景気回復せず20年経過し、失われた20年と言われ
今年で30年経過したので、失われた30年との記事が出ました。
失われた10年と言われていた頃の記憶がありますが、その時はまさか30年続くとは思いませんでしたし、そこまで深刻には捉えていませんでしたが、30年も続くとさすがに国力が低下したことを感じております。

2番底は来るのか?

このまま株価が上昇していくのか、みなさんも気になっていると思いますが、私もず~~~~~~~~~~っと気になっています。
実体経済が最悪の中で株価だけがここまで上昇するとは思っていなかったので、いつ下がるかと気になってしまうわけです。
リーマンショックの時のように、回復の兆しを見せていたももの、その後一度目の底値を下回る安値を記録した「2番底」は来るのでしょうか?(NYダウの1番底は30%減、2番底は40%減でした)

ちなみに、「2番底」は自然に発生するわけではなく、さらなる悪材料の出現などにより投資家心理が弱気になることなどで発生するとのこと。
例えば、
・さらなる雇用状態の悪化が進行するケース
・企業の倒産が本格化するケース
・収束しつつある感染が再び拡大するケース
・原油暴落などに代表されるような新たな経済的な危機が発生するケース
などの悪材料が引き金となって「2番底」が発生する可能性があるということです。

リーマンショックの2番底の形成の一因が、各国政府の対応の遅さであったとも言われており、今回は各国政府が財政・金融政策を素早く実行しているため大きな悪材料が1つ消えています。
必ず2番底が来るわけではないこと、しかし可能性はあることを考慮して、自分の投資スタンスを決めていきましょう。
今まで以上に経済動向に目を向けたり、家計管理をしっかりすることも大事です。

2番底が来るのか来ないのか、実際は誰もわかりません。
(今の時点での先の予想をしてくださる方は沢山いて、今の時点での参考にはなりますね)

今現在の懸念材料

・コロナ第2波(日本だけではなく世界各国で2波の懸念があります)
・米中貿易摩擦の悪化
・アメリカのデモ(6月3日時点では株価に影響はしていないが、全米でデモが行われており収束の兆しが見えていない)
・新興国のデフォルト連鎖(債券不履行)
などがあります。

私自身は、世界経済に注視しつつ波に乗ろうと考えております。
様子を見ながら追加投資は継続、下がった時に投資できる資金もプール、トレンドが変わったら変化に対応する、という感じです。

まとめ

今日は
・ナスダック市場がコロナ前の水準に戻ったことと
・それはセクター(業種)による影響が大きいこと
・そしてコロナ渦でも業績が落ちなかったり、むしろ好調だった情報技術やコミニケーションサービスや、アマゾンなどのネット通販(小売り)の個別銘柄の時価総額が大きいことで、ナスダック指数に与える影響が大きいこと
・GAFAMのような必要性の高い企業が、社会インフラと呼ばれる存在になりつつあること
・GAFAM5社の時価総額が東証一部2170社の時価総額を上回った
・なんとアリババが米国で時価総額4位!(アリババは中国の企業)
・日本の失われた30年について(時価総額上位ランキングからすっかり抜け落ちてしまった)
・2番底は来るのか?
・現在の懸念材料

などを書きました。
このようなことから色んなことが考えられますね。
何らか参考にしていただけると幸いです。

コロナウイルスのことでお仕事や暮らしに大きく影響が出ている方にとっては深刻な状況だと思います。
あの時は大変だったねと言える日が早く来ることを願っています。
皆様、どうぞご自愛ください。

FPまりりん

札幌のファイナンシャルプランナー・お金と家計の相談家「FPまりりん」です。 2008年にファイナンシャルプランナーとして開業し、個人のご家庭のマネードクターとして家計と資産形成のサポートをしています。FP Faith代表(お金と家計の相談家)/マネーバランスFP/CFP®/1級FP技能士

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