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どんぶり勘定の真実!!

みなさま こんにちは。札幌のファイナンシャルプランナー・お金と家計の相談家
FPまりりんのブログにお越しくださりありがとうございます。

今日は、私が初めて会った女性に言われる確率70%の
「わたし、どんぶり勘定なんです~(照)」の、「どんぶり勘定」についてお話しします。

 

 

 

 

よく使われる、このどんぶり勘定の「どんぶり」は「丼」と書きます。
しかし、あの「丼」と間違われないために平仮名で書くのが習わしのようです。

食器の「丼」だと思っている方がほとんどだと思いますが

どんぶり勘定の「丼」は「職人・商人などが着ける腹掛けの前かくし」

のことなんですよね。
(エプロン的なもののポケットです)

 

 

 

 

 

 

考えてみれば・・・食器の丼にお金を入れて勘定するよりも、エプロンのポケットの方がしっくりしますね。
身につけておけるという点でも安全性が高い!

どんぶり勘定=「予算を立てたり決算したりせず、手元にある金にまかせて支払いをすること。また、それに似た大まかな会計」 (広辞苑)
とありますが

本来は
江戸時代の商人・職人さんが、入るお金はすべてここ(腹掛けの前かくし=ポケット)に入れ、出ていくお金も全てここから出して お金の管理をしていたことが由来のようです。

しかも、どんぶり勘定の本来の意味は 「ずさんなお金の管理」ということではないということです。

確かに 現代では 「どんぶり勘定」=お金の管理をしていない、おおざっぱな把握 という意味で使う人がほとんどで、それが「どんぶり勘定」の意味となってしまいましたが
江戸時代の商人・職人さんは
一日の終わりに 「どんぶり」の中身を確認して、収支の確認をしていたそうです。

その日一日の「売上」の把握、手元に残った現金の把握(前日からどれくらい増えたか)をしていたそうな。
これは、ずさんな管理とは違いますよね。

家計相談を始めたばかりのお客様の多くが手元現金と預金を把握していないので、
ということは、どんぶり勘定より把握できていないようでございます(笑)

例えばどんなことかというと

・家計簿と手元現金を合わせていない(使途不明金だらけになる)

・家の中にかなりの現金があり、その額を把握できていない(封筒貯金や金庫など)

・1つ1つの預金通帳の残高は見ればわかるけれど、全体の把握ができていないので預金合計額を知らない

・全ての現預金が1年間で増えたのか減ったのか確認していない

・そのため、「毎月3万円貯金している」と思っていても、それはA口座に積み立てしているという事実だけで、B口座やC口座の増減額と併せて見ていないので、全体の貯蓄額が減っている方も少なくありません

家計簿をキッチリつけているつもりでも、家計簿と現預金を合わせて残高確認していない方が圧倒的に多いので
その場合は、どんぶり勘定より把握できていない可能性すらある!!!
と感じています。

どんぶり勘定の本来の意味から

・収支の把握

・残ったお金の把握 (現代人は 現金や預貯金、その他の資産も含め)

・資産全体の確認(年間でどれだけ増えたか、減ったか)

が大切だということが 再確認できますね。
江戸時代であれば現金さえ数えていれば、家計管理ができたかもしれません。
現代では負債の確認も大切ですし、クレジットカードや電子マネーなどの管理も必要になり複雑になっているので、どんぶり勘定で家計を把握するのが難しくなりました。

より複雑化した金融経済の中で生きる私たちは
どんぶり勘定(収支の把握と手元現金の確認)だけでは、人生に必要な資産形成と資産保全はできません。
しっかりマネーバランスをとっていきましょう。

ちなみに、
「予算を立てたり決算したりせず、手元にある金にまかせて支払いをすること。また、それに似た大まかな会計」(広辞苑)
を「どんぶり勘定」と言うならば
予算と決算をしていないほとんどのご家庭は、「どんぶり勘定」だということになります(笑)

そうだったのか!!
それなら、初めてお会いした女性が「わたし、どんぶり勘定なんです~」とおっしゃるのも当たり前ですね。

ただ、ほとんどの方が「どんぶり勘定のままではマズイだろう」という気持ちがあっての発言だと思います。
「死ぬ前に後悔する〇つのこと」というランキングには必ずといっていいほど、「お金を貯めてこなかったこと」というのが入ります。
私たちは、その後悔をせずに豊かなシニアライフが送れるように未来への投資を続けていきたいですね。

暑くなってきました。
水分とミネラルを摂って、熱中症にお気をつけください。
今日も良い一日を!!

FPまりりん

札幌のファイナンシャルプランナー・お金と家計の相談家「FPまりりん」です。 2008年にファイナンシャルプランナーとして開業し、個人のご家庭のマネードクターとして家計と資産形成のサポートをしています。FP Faith代表(お金と家計の相談家)/マネーバランスFP/CFP®/1級FP技能士

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