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まだ間に合う!キャッシュレス・ポイント還元準備

更新日:

もうすぐ消費税率が8%から10%に引き上げになりますね。
皆さんご存知とは思いますが消費税増税に伴う「キャッシュレス・ポイント還元」について、まとめてみましたので復習もかねてご確認ください。

 

1.消費税増税に伴うポイント還元とは?

キャッシュレス・ポイント還元とは、2019年10月1日の消費税率引上げに伴い、「増税後に需要が大きく減ることがないように」という対策として、クレジットカードなどのキャッシュレス決済を利用した場合に限り、ポイントが還元されるというものです。

 

2.ポイント還元は9ヶ月間の期間限定!

ポイント還元は2019年10月の消費税率引き上げから、約9カ月間の期間限定です。
来年の6月まではキャッシュレス決済をしたら5%(もしくは2%)のポイントが返ってくるので、キャッシュレスを多く活用している方は増税以上にポイント還元が多く、この期間については逆に値下げのような感じになるかも!です。
2020年の7月からは、ちゃ~~んと増税されますので家計管理をお忘れなく。

※この制度が終了した以降に、マイナンバーカード保有者に対してのキャッシュレス・ポイントポイント還元が行われることが9月3日に発表されました。
日本経済新聞電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49338370T00C19A9PP8000/
朝日新聞デジタル版
https://www.asahi.com/articles/ASM9342B4M93ULFA006.html

3.キャッシュレス決済を利用した場合のみ還元

冒頭にも書きましたが、このポイント還元の対象はクレジットカードなどのキャッシュレス決済を利用した場合とされています。
現金での買い物は、“対象外”。
キャッシュレス決済とは、つまりクレジットカード・電子マネー・スマホ(コード)決済のことです。

登録されているポイント還元対象のサービス(決済手段)はこちらから検索できます。
https://cashless.go.jp/consumer/branches-typeA.html
とても情報量が多くて読みずらいです・・・

 

4.ポイント還元の狙い

①国としては、まず第一に、消費税増税に伴う消費低迷を避けたい、という目的があります。

前回の消費税増税(2014年4月に5%→8%)において、増税前の駆け込み需要の反動で増税後に需要が大きく減り、他の減税措置があまりなかったことも重なって景気がかなり冷え込みました。
今回、それを防ぐための対応策の1つとして、
国は約2800億円の予算を使ってポイント還元制度を導入し、景気の冷え込みを防ぎたいということです。

更に、
②これを機にキャッシュレス決済を推進させたい
中小企業の売り上げの落ち込み緩和も兼ねる。

と考えた結果打ち出されたのが、今回のポイント還元制度です。

また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、
外国人観光客が買い物をする際の利便性を図る目的もあるようです。

 

5.ポイント還元対象のお店

対象となる中小企業は「資本金五千万円以下または従業員五十人以下」に限られています。
が、なんと~~~小売業が資本金を五千万円以下に減らして「中小企業」になる事例が続出しているそうなんです。
資本金を落としてまでお客様を集めようとするほど、企業にとって注目の制度なのですね。
世耕弘成経済産業相は六月、「期間終了後、再度増資するというケースがみられた場合には申請時点にさかのぼって対象外としたい」と言及。経済産業省キャッシュレス推進室によると、制度適用だけのための減資だと明らかになった場合は返還請求するとしているとのこと。

使えるお店一覧はコチラ
https://cashless.go.jp/assets/doc/kameiten_touroku_list.pdf

とっても情報量が多いです・・・
全国合計 431,682店
北海道  22,330店

対象のお店にはこのマークが掲示されるようです。

キャッシュレスポイント還元

対象となるお店は実店舗だけではありません。
Amazon、楽天市場やYahoo!ショッピングなどオンラインショッピングでも対象店(対象の販売業者)なら5%還元になります。

※出品者の中で中小企業の販売するものが対象です。
Amazon プライムでの買い物が主の私には還元されませんね。
かといって毎回還元を意識したショッピングをするのは面倒~~~~。
なぜなら過去の買い物の履歴から買えませんし、Amazon プライムではないばかりに送料がかかるとしたら、それも加味してポイント還元の方がメリットがあるのか?プライムの方がメリットがあるのか?いちいち計算が必要です。
これをする時間が勿体ない!
時は金なり♪という考えの私には向かないですね。

 

6.還元額に上限があります

基本的に上限はカード1枚につき月に15,000円分までの還元額となっています。(一部例外もあるようです)

基本的には(すべて5%還元のお店で使ったとしたら)カード1枚につき月に30万円の決済分がポイントが還元される上限ということです。30万円以上の高額なものを購入する際には、別のカードで購入し還元対象とすることも可能。

電子マネーやQRコード決済はサービスによって異なっていますので自分が利用しているものをご確認ください。

ここまで書いていて自分的には面倒だからあまり考えずに使いたい!!と思いました。
①高額なものの購入の際はチェック
②1枚のクレジットカードのキャッシュレス対象の使用額がひと月30万円を超えているかの確認(支払いカードの分散)
は、しようと思います。

 

7.還元方法

キャッシュレス・消費者還元事業のポイント還元方法は、今のところ2種類のようです。

クレジットカード、電子マネー、コード決済などで支払ってから約10日~3ヶ月後にポイントやキャッシュバックとして還元される

コンビニやAmazonなどから即時還元(実質値引き)という形で還元される

 

8.キャッシュレス手段を整理しておく

1~7までのことを踏まえて、ポイント還元を利用したい方はキャッシュレス手段を整理しておきましょう。
クレジットーカード・電子マネー・コード決済といった手段がありますが、この機会に未使用のカード類は解約をするなどして整理。
いつも利用するお店で「コード決済」のみ導入したものの、自分はコード決済手段を持っていない場合は導入するなど。私はカフェ利用時の支払いの為にPay Payを使っています。(元々キャッシュレス派なので)
使えるお店が増えてきていますね。

【無理してキャッシュレスにしない】
ポイント還元は一時的な制度ですから、ご高齢で現金しか使ったことがない方が無理をして「キャッシュレスにしなきゃ」と思わない方が良いです。
ただ、100歳まで生きる可能性も高まっている昨今、まだまだ人生長いと考えると今のうちに慣れておいた方が良いかもしれません。
年齢に関係なく個人の判断と管理能力によって選択することが大事です。
つまり若い方でも、あまりにも理解できなかったり、現金ではないことでお金を使いすぎてしまうようならキャッシュレス決済はしない方が良いという意味です。
とにかく無理をしないことです。わからないことをする方が「お得」以上に「危ない」です。
身近などなたかに教えてもらいながら、「少しだけ」練習として使いつつ、慣れたら使用量を増やしていくのが良いでしょう。
ご両親の状況を確認することも忘れずに。

 

9.予算管理は怠らず!

キャッシュレス化の促進により懸念されるのは、予算管理が難しくなる人が増えること。
数えられる現金と違って、キャッシュレスだと予算を意識して(予算内でお金を)使うことが難しくなります。
元々「収入に見合った支出ができない、お金を使いすぎる方」が何でもかんでもキャッシレス払いにすると、更に分不相応な支出をすることでしょう。
既に予算管理(予算内で生活できる)が身に着いた方はキャッシュレスで支払っても予算が守れるようステップアップしていきましょう。

皆様が、来月からの消費税増税に備えて「だけ」ではなく、常に変化に対応し生き抜いていけますよう願っています。

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